岡山県倉敷市アパート 【色あせや汚れが付着して見た目が悪く、所々に穴が開いている床シートを貼り替えたい!】 長尺シート貼り替え工事 岡山リフォーム相談所
ご依頼時の状況
今回の工事は、いつもお世話になっている協力業者からの依頼案件でした。
弊社が床シート貼り替えの経験・知識が豊富にある事を知っていることもあり、お声がけいただきました。
事前の調査時に感じたことは、床シート自体の経年劣化は仕方ないものの、各所に見られるシートの捲れが新築時の施工に問題があった可能性があると判断できる状況でした。
工事実施
工事内容としては、
既存床シート剥がし→下地を整える→新しい床シート貼り付け
の工程で進みます。
ご依頼時の状況で見られたような床シートの捲れは、以下の施工上の注意点を管理すれば解消されます。
1、床シート貼り付け面の下地を「平滑にする」こと
床シート貼り付ける際の接着剤が均一に塗布されないと、密着不良は起きてしまいます。
2、床シートを貼る際に使用する接着剤を床面に塗布したあとは、「一定時間を確保する」こと
床シートの貼り付けは、「接着剤を塗布した直後」や「しっかり時間を確保」した時でも、密着不良を起こして
しまいます。このタイミングが見分けられる弊社の職人さんは、プロに職人さんといっても良いと思います。
3、床シート貼り付け時の「転圧を隅々までおこなう」こと
ここまでの工程を完璧におこなった上で床シートを貼り付けますが、床シートの転圧不足は絶対にあってはいけません。床シートと接着剤をしっかりと密着させてからこそ本来の接着力が担保できるからです。
みなさん、シールの裏紙ってどこから剥がしますか?もちろん端(端部)からですよね。
床シートも同じです。
密着不良で床シートが捲れているのは、ほとんどと言っていいくらい端(端部)です。
中心部分が転圧しやすいことは理解できますが、それ以上に端(端部)の転圧がとても重要です。
工事後
工事後もいつものように、改めてご訪問させていただき、工事後の不具合の有無をチェックします。
本工事は元請さんがいらっしゃるので、【工事完成報告書】は弊社で作成しませんでした。
弊社は工事の規模にかかわらず、元請物件は工事完成報告書をご提出させていただきます。
工事中のポイントを口頭でお伝えするだけでなく、写真付きで分かりやすく纏めた工事完成報告書は、お施主様からたいへんご好評を頂いております。
お客様からいただいたお喜びの声
いつも安心できる施工をしてもらえるので、助かっています。
「餅は餅屋」の精神でいつもお互いの強みを生かして工事を依頼しています。
我々建築業者が見ても、指摘をするところがない施工はまさにプロの仕事です。